ドールハウス&ミニチュアドール

中学生の頃、「私の部屋」という雑誌で、初めてドールハウスと出会いました。でも、当時の仙台では手作りキットなるものは、当然の事のように手に入らず、たまたま雑貨屋さんで見つけた、ミニチュアドールの男の子と、椅子を一脚だけ購入して飾っていました。大学卒業後に訪れたニューヨークの専門店では、リビングセットのキットだけを手に入れたのだけど、ハウスには手が出せずにいました。でも、一昨年「週間デアゴスティーニ」で「マイ・ドールズハウス」が始まりました!世界のドールハウスを紹介した雑誌に、ハウスを作る為のキット
が、毎週少しずつ付属されているものなのですが、完成までには80号までかかるとあり、これを始めたら、他のものを作る余裕なんてなくなるなぁ・・・なんて、かなり迷った末にとうとう購入!一年半程かかって、この夏やっとハウスが完成しました!かなり大きなものなので、私の部屋ではとりあえず、24インチのワイドテレビの上においてあります。人形は定期購読者への特典で、じいさん、ばあさん、父さん、母さん、男の子、女の子、それにメイドさんの計7人がプレゼントされました。ハウス作りの苦労もそろそろ薄れ出した頃、ハウスを見ていたら、人形も作ってみたくなりました。人形は日本の女の子で、この洋館に入れたら、私の大好きな大正から昭和の雰囲気がだせるのではないかな?なんて思いながら作りました。体長10センチで、素材はオーブン樹脂粘土です。手足と同体の接合部はゴムでとめて、椅子に座れるようにしました。写真向かって左の人形のモデルは幼い頃の自分です。服は母の子供時代の一般的な服そうで、幼い子はみんな着物の上にエプロンをしていたそうです。着物は美大の染織科で染めた生地を使ってます。