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カメラ先日、デジカメを新調した。400万画素の手のひらに乗る程の小さな最新式だ!私のデジカメ使用歴は短い。平成12年の年賀状の二等で貰ってからのわずか4年間だ。昨年の夏、その初代デジカメにとうとうガタがきた。壊れてからの半年間は、デジカメがなかった時はどうしていたのかと思う程、不便でしょうがなかった。 |
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初代デジカメで撮影 |
そもそもデジカメ事体、普及したのはここ数年のことである。それまではみんな普通のコンパクトカメラなりを使っていたはずなのだが、もう何年も手をふれていない方も多いのではないだろうか。 私が初めて自分のカメラを買って貰ったのは、中学入学時か高校入学時だったのか定かではないが、オリンパスのXA2という機種だった。私自身、特にカメラに興味があったわけでもなく、お願いして買って貰った物では |
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初代デジカメにて撮影 |
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なかった。おそらく、父が電気店にて一目惚れをして買いたかったに違いない。貰えるものなら貰っておこう!ということで、初めての自分のカメラを持つこととなった。 "XA2"は普通の35mmフィルムが使える、コンパク |
初代カメラ"XA2" |
トカメラの出始めだった。フラッシュ部分が取り外しできるようになっており、はずした状態の横幅は10cm程度になる。(もっとも取り外しが面倒な為、はずして持ち歩くことはなかったが・・・)当時としてはめずらしく、カラー展開もされていて、確か三宅一生さんプロデュースのパールホワイトカラーなどもあったと記憶している。 | ![]() |
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XA2にて撮影 | ||
この頃のコンパクトカメラにはAUTO昨日が付いてなく、一枚撮るごとにフィルムを巻き上げなくてはならなく、フィルムを取り出す時も、レバーを引き上げ、グルグル巻き戻さなくてはならなかった。それでもこのカメラは10年近く使ったのだが、フラッシュの取り外しがあだとなり、接触が悪く、フラッシュが付かなかったりのトラブルや、AUTO機能の普及に伴い、買い替えとなった。 |
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二台目のカメラは'92年にニュ−ヨ−ク旅行を機に、自分で初めて買ったカメラ。やはりオリンパス製の"Izm230"。自分の名前に似ているという単純な理由でこれを選んだ。このカメラを購入した時はすでにかなり小さなコンパクトカメラも販売されていたのだが、大学のヨ−ロッパ旅行時に母親から借りた、少し大きめの簡単カメラ(ミノル |
二代目"Izm230" |
タ製)の使い勝手の良さに惹かれて、同じタイプの機種を購入した。このカメラは今でもたまに使用しているが、なにせデザインがかなり古くさくなってしまい、大きくて重いのと、近距離撮影時の撮影される範囲がフレームの左下に移動する為、構図をとるのが難しく、ちょっと下手っぴな写真になってしまう為、あまり使わなくなってしまった。 | ![]() |
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"Izm230"にて撮影 |
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次ぎに紹介するのは私の唯一持っているポラロイドカメラ"ヒッパレ"だ。初めての低価格ポラロイドカメラが出た!と即購入。ポラロイドの良さはすぐに見れること。デジカメもその場で見ることはできるが、やはり液晶画面で確認するのと、写真として見るのとでは重みが違う。先日の個展の際、某造形作家を真似て、人形を購入してくれた |
ポラロイドカメラ"ヒッパレ" |
お客様を"ヒッパレ"で撮影し、壁に貼ろうと持参した。結局、壁に写真を貼ることはしなかったが、日がたつにつれて増えるポラロイド写真に、私の作品を買ってくれる方がいるという喜びを感じた。 最後に紹介するのはつい最近使い始めた一眼レフカメラ、ミノルタ製の"MAXXUM5000"だ。初個展を良い写真に残したいと思ったのがきっかけだ。このカメラはもともと姉がアメリカ留学中に写真のクラスで使っ |
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"ヒッパレ"にて撮影 |
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ていたものなのでかれこれ20年近くたっている年代物。一眼レフカメラというと"ちょっとピンボケ"というイメージがあって、あまり手をふれたことはなかったのだが、このカメラを使ったのは今回の個展が初めてではない。美大の卒業制作展でも使用している。私の場合、特別なことは一眼レフで!という頭があるらしい。でも、特別な時にしか使用しない為、そのつど事前の練習が必要と |
ミノルタ製"MAXXUM5000" |
なってしまう。このカメラにもオ−トフォ−カス機能がついているのだが、この機能がなぜか一眼レフにかぎって私には使いづらい。なかなかピントを合わすことができず、マニュアルに切り替えて使用している。
私は写真を撮るのが好きだ。旅行に行った時も撮りまくる方だ。「せっかく旅行に来て、実際の風景を見ることなく"ファインダー"ばかりのぞいている」という |
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"MAXXUM5000"にて撮影 |
のをたまに聞くが、写真という記録に残すことで、後でそれを見た時にその時の感動や想いが蘇ってくる。それは日記に文章で残すのと似ている。写真を撮らなかった事で、記憶に残らなかったことも随分多い。 これから先、私は何台のカメラで何枚の写真を撮っていくだろう?一眼レフで記録したい特別な事は何回あるだろう?そう考えると、カメラも人生のパートナーの一つかも?と思うのは大袈裟だろうか。2004/2/1 |
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"MAXXUM5000"にて撮影 | ||
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