ヒノクチミワ(銅版画家)

友人で、メル友。多摩美大の同級生である。私が版画を始めるきっかけとなった人物で、趣味人の先輩だ。彼女がいなかったら、たぶん私は仙台に戻った時点で、二度と上京することなく、田舎でただのフリーターとなり、ぼんやりした日々を過ごし、友人達からも忘れ去られる運命となっていたことだろう。版画を作り続けることもなかったし、この作品集「アベ工房」を作ることもなかったと思う。
ここでは、恩人ヒノクチミワの私が持っている作品の一部を紹介します。
彼女の作品の多くは人物で、それぞれにモデルはいるそうなのだが、彼女のもつ独特の表現法において、かなりディフォルメされ、個性的な人物達となっている。上の絵は2002年8月から9月にかけての個展"みんな。"のDMである。この個展では、等身大の作品をはじめ、ずらりと個性豊かな顔が並べられていて、中には私の名前がついた作品もあった。特に私自信を意識して制作したものではないらしいのだが、会場では「似てる」と評判だった!(おみせできないのが残念)
雑誌"ダ・ヴィンチ"のミステリー特集の表紙。双児のおやじがなんとも奇妙でよろしい!
1999.7の個展"ヒノクチミワ展"のDMになった作品。はなれた目とデカイ手がキッチュ!
テーマは"ボイン"だけど、小さめのおっぱいがかわいい。私の部屋にある"ヒノクチミワギャラリー"の一番上に掛けてある作品。
 
現在ヒノクチミワの作品に会える所は、残念ながら彼女の個展以外はありませんが、個展情報や彼女のホームページができたおりには、随時お知らせしますので、お楽しみに!