布花

最近コサージュが気になる。コサージュというと私の頭の中には「おばさま達のフォーマルウエアの胸に付ける飾り」というイメージがあったのだが、最近ファッション誌の中で、可愛いカジュアルなコサージュがあることを知ったのだ。(遅すぎる！？）なるほど１００円ショップでさえもキッドを売っているくらい、かなりメジャーになっていたとは知らなんだ。
私のブライスお洋服をチェックして頂いている方は御存じだと思うのだが、昨年の夏に出品したsetより、ときどき布花コサージュを作っている。布花第１号は昨年の夏に出品した「最後の夏」の白い布花である。
私がブライスの服を作る時は、まず服を作り、帽子を作って、次に靴、最後にバックやその他の小物を作って完成となるのだが、このsetを作った時、完成後もどうも物足りない感じで、華やかさが足りない気がして、コサージュを作ることにしたのだ。
それまで全く気に留めたことのなかったコサージュだけに、作り方は全くの自己流。他の洋服との統一感を持たせる為に、素材には未漂白の綿素材を使用することに。でも生地を切っただけでは当然ふにゃふにゃで立体感を出す事もむずかしく、ほつれた糸もイメージではなかった為、２枚の布を木工用ボンドで接着して素材に。木工用ボンドは乾きが遅いので、ゆっくり作業ができる。
半乾きの素材を花びらの形に立体付け、ボンドで貼付けていく。花らしくなったところで、最後に造花用のペップやビーズを中心につけ、裏側に安全ピンなどをつければ出来上がりである。想像していたよりも簡単に作ることができ、華やかさ倍増のsetになるのだ！それから度々setの小物に付けている。ブライスの帽子のサイズに合わせて作ると、布花も結構大きなサイズになる。さすがにおこがましいので商品説明覧への記載はしていないのだが、人間サイズの洋服に付けるのにピッタリサイズなのだ。
コサージュと同じく、少し前から女の子ファッションが気になりつつある。学生の時は髪はふわふわロングソバージュ、お気に入りはバーゲンで手に入れた「ATUKI OHNISI」の赤いアリスプリントのスカートだったのだが、ここ十年くらいはシンプルに、髪はベリーショート、ボーダーTシャツにジーンズ的な姿で通してきたのだが、今頃、しかもこの年で少女帰りしてしまっている。よく老人になって我が儘になり、子供に返るというが、これももしかして老化現象の一つなのだろうか(-.-;)
先日プリントスカートを購入した。さすがに「ATUKI OHNISI」は着れないが、この歳でも許されるかな・・・と思えるグリーン系のプリントだ。昨日、そのスカートに合わせて麻プリント生地と別珍の布花を作ってみた。Gジャンの胸に付けて撮影！なかなか素敵ではないか！！果たしてこれを付けて外出できるだろうか？途中で恥ずかしくなってトートバックに留めなおしてしまうかもね〜。それはさておき、まもなくキリ番。はやりの白いふわふわワンピに似合う布花などいかがでしょう。2007/04/08